男子高校寮の開かずの間【怖い話】

E5AFAEE8A38FE581B4

その男子高校の寮は普段は使われていないのだが、夏になると部活の合宿などで使われる。

とある夏休みに野球部の顧問2人と生徒数十名が男子寮を使った。先生が話した怖い話「なあ、この寮に開かずの間ちゅうのがあるの知ってるか?」

部員たちは誰も知らなかった。男子寮の部屋はみな同じ作り同じ大きさなのだが、一つだけあきらかに入り口のドアが違う部屋がある。先生はその部屋までいくと生徒たちに言った「のぞいてみ」

生徒は部屋を除いて「うわっ!」と声を上げた。その部屋には首吊りのロープがぶら下がっているではないか!

何十年も前、この寮がまだ一般の学生寮として使われていたころの話だ。先生曰く、昔いじめにあった生徒がそこで首吊り自殺をしてしまったそうで、それ以降だれかがいたずらで首吊りのロープを部屋の中央にぶら下げるようになったという。見かねた先生が外すがまた誰かがロープを設置していつのまにか、部屋には常に首吊りのロープがぶらさがっている状態になってしまったのだという。

「こんなとこ泊まるの怖いよ!」部員が怖がり始めたので、先生は「大丈夫、大丈夫!毎年この寮つこうてるけど、なにも起きてへんから。」といい、なんなら先生はその部屋で寝ても良いという話になった。顧問と副顧問の2人はその夜開かずの間で寝ることになった。

深夜3時頃「ぎゃーーーーーー!!」という声で部員たちは目を覚ました。開かずの間の先生だ!みんなで部屋に駆けつけると2人の先生は腰を抜かしている。

あとで聞いた話では、深夜に目覚めた先生がふと気配を感じて目線をあげると首吊りロープに得体のしれない誰かが首を吊ってぶら下がっていたのだという。2人の先生が同時に見たということでその話は夢では片付けられず、その後は本当に使用禁止の開かずの間になったという。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です