不動産屋から聞いた話【怖い話】

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Aさんが家を見つけている時に不動産屋から聞いた話。

ある家にお客さんを案内しにいった。その家はまあまあ古いアパートなんだけれど家賃が周辺の相場の60%くらいで借りられるのでその日紹介したお客さんはほぼ即決で決めた。

で、内装チェックが始まる。畳に1つだけおかしいところ、というかシミがあったんだ。そのシミは大昔にコーヒーでもこぼしたような茶色いシミで少し色あせている。

さっそく業者を呼んで借り主の立ち会いのもと畳交換作業がはじまったんだ。そして畳をひっくり返すとその場にいた人は声がでなかった。

畳の裏側にはおびただしい数のお守りが貼られていたのだ。

大家さんをすぐに呼び出し、事情を聞くと「前の借り主が貼った」という実は前の借り主が引っ越してきたあと不思議な事が起った。畳の上に布団を敷いて寝ると背中に何かがあたるのだ。リモコンか?と思って布団をずらしても何もない。

そうしているうちに今度は足元になにかあたる気がする。なんだか新しい環境でつかれているのかもと思いその日は眠りについた。

しかし数日経過してもその現象は続く、布団の下にはシミがある。「もしかして、こいつのせいなのか?」よくわからない状況だが、その人はシミから布団をズラして就寝するようになった。

すると真夜中、トイレに目が冷めたその人がみたのはシミの中から真っ白な手がニョキッと生えているところだった。

すぐに神社で御札をごっそり買ってきて畳の裏に貼ったんだとか。

今でもその物件は空いていて、価格は周辺の相場の半額以下で借りられるそうだ。

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