深夜の廃墟にいたのは?|廃墟の怖い話

廃墟

僕の友人が体験した怖い話の実話である。友人は昔、団地に住んでいた。すぐとなりは廃墟でやがて取り壊される予定になっていた。

その友人の部屋からは廃墟がよく見える。昼でも不気味な廃墟。夜なら余計に不気味である。

その日友人はテストに備えて夜遅くまで勉強していた。時刻は午前2時を回っていたという。

友人が窓の外に目をやると廃墟が見えた。廃墟の隣にはビルがあり、そのビルから漏れる非常灯の緑の明かりが廃墟の中をかすかに照らしていた。

ぼーっと廃墟を見ていた友達だったが、一瞬目を疑った。人影?

廃墟の廊下に人影のような者が見えたのだ。もしかしたら不審者かもしれない。友達は部屋の明かりを消して廃墟を注視した。

確かに人影が見える。しかも廃墟の廊下を歩いている。

「わー、完全に不審者じゃん。頭がおかしいやつだったらどうしよう。」友人は警察へ通報しようか悩んでいた。しかし、そう思っていると人影がふと消えてしまった。

そのあと10分間くらい廃墟を見ていたが人影は現れなかった。

そして、友人は気がついてしまった。人影が廊下を歩く時に上下に揺れていなかった事に。

人であれば歩けば上下に揺れる。その揺れが全くなかったのだという。スケートボードなのに乗っていれば音が聞こえるがそれもまったくなかった。

あの人影はこの世の者だったのかは、未だにわからない。

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