血まみれの女の子【ヴィンテージのぶ】

Smile

ヴィンテージのぶは霊感がある芸人。そのため時々、怖い話ライブなんかに呼ばれていた。

ある怖い話ライブへ行った時の話。霊能力者の女性が、ずーっとのぶの方を見ている。ライブの終わり際に女性はのぶに言った。

「あなたに血まみれの女の子の霊がついているから払ったほうが良い」

その女性にお清めの塩を貰ってのぶは帰路についた。その途中に(なにか、道の途中で憑かれたかなあ)と考えたら、ハッと気がついた。(途中で電柱に赤いランドセルと、花束が置かれたところを通ったなアレかあ)

その夜、同居人と2人で暮らしているアパートに帰って寝ていると、ドンドンドン!ドアを激しく叩く音がした。驚いてのぶは覗き穴からドアの外を確認した。しかし、そこには誰もいない。

おかしいなあと思いながらも布団に戻ろうとしたとき視線を感じて振り向いた。そこにはドアの新聞受けをガタガタ明けて部屋の中を覗き込む血まみれの女の子がいたという。しかし、ライブの時に女性からもらっていた塩をたまたまドアの下に置いていたので女の子はそれ以上に入ってこれなかったのだ。

すぐにそのアパートを引き払って、お祓いをしてもらったのぶ。数年が経過して、たまたまそのアパートの近くを通ることがあったので懐かしさにかられてアパートに行ってみた。通路には自分の家の前に立つ血まみれの女の子が立っていたという。

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