イチョウ並木の落ち葉【怖い話】

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秋になるとイチョウが葉を落とし道路は落ち葉で埋め尽くされる。

Iさんの家の前には立派なイチョウ並木があり、毎年秋になるとイチョウの葉が道路を埋め尽くす。Iさんは大人げないが、その落ち葉をザクザクと踏みしめて歩くのが大好きであった。

夕方、Iさんが仕事から帰ってきていつもの如く、ざっくざくと落ち葉を踏みしめて歩いて行くと、うしろからざっくざっくざっくと同じように落ち葉を踏みしめながらあるいてくる音に気がついた。

自分と同じ趣向を持っている人がいると不思議な安心感が湧いてくる。Iさんはその足音の主がどんな人なのか見てみたくなり、歩く速度を落として追い抜かさせた。

すると不思議な事にざっくざっくざっくという足音だけがIさんを追い抜かして行ってそこには誰もいなかったという。

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