カラン、コロン【怖い話】

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歌手のMさんが体験した怖い話。

彼女が受験生だった時の話だ。深夜まで試験勉強をしていると、どこからともなくカラン、コロンと下駄で歩く音がする。

彼女の家には両親しかおらず、泥棒が下駄を履いているなんて聞いたことがない。

試験勉強で疲れて幻聴を聴いているのかもしれない。彼女は最初そう思ったという。しばらくすると下駄の音が彼女の部屋に近づき、扉の前で止まった。

「誰なの?」彼女は勢い良くドアを開けた。そこには赤い提灯を持った首のない女の子が立っていたという。

「幽霊には足がないと思いましたけど、下駄を履いてましたね」。彼女は淡々と語った。

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