蛇の皮【怖い話】

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芸術家のRさんがある古いお寺に行った時の怖い話。

Rさんは当時事務所を独立して個人で駆け出しの時期だった。仕事が思ったよりも獲得できていなかったのでお金には苦労していたそうだ。

お寺の門を通り過ぎると視線を感じた。そこには1匹の蛇がいた。その蛇は動物ではないような神々しい雰囲気を出していてRさんに「お前のことをみているぞ」と言っているように感じたという。蛇はくっとかま首をあげ去っていった。

そして、1年の月日が流れ、もう一度お寺に来た時、その日は真冬の寒い日だった。これはあの蛇も冬眠しているな。なんて思いながらお参りを済ませて帰ろうとしたときに、林の方に何かが落ちているのを見つけた。それは蛇の抜け殻だった。

キレイに抜けたその皮は不思議な事にどこにも脱皮の穴が空いていなかったという。Rさんはその皮は蛇が自分にプレゼントしたものだと思い、事務所の神棚に置いておいた。すると翌週から仕事が不思議とどんどん舞い込むようになり、いっきに事務所の経営状況は改善した。

あの時、蛇が俺を助けてくれなかったら、今頃どうなっていたかと思うよ。Rさんは笑って話す。

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